ようこそ! 日本ミッション 2010年7月30日(金) 16:07 JST
シャコ しゃこ 蝦蛄
■ 先日、奮発してお寿司やさんに子供と入った。すると小学1年生の娘が、「ここ、お寿司が回ってこないねネ。」と言った.笑うに笑えない家庭の事情が出てしまって、恥ずかしい思いをしたものである。
■ 同じところで、ガラスの冷蔵室に入れられたエビに似たものを指さして、「あれ、エビ?」とたずねられたので、見るとシヤコである。寿司にはつきものであるが、回転寿司屋では、おおかたお目にかかれない。「食ぺて見るかい」と言ったが、少し気味悪く思ったのか、いらないとのこと。それではと言うことで、私が口にしたのだが、ワサビのききすぎで、味はいまひとつであった。
■ 寿司ネタのほとんどが、輸入品と聞いていたので、シヤコも輪入品と思っていたら、日本の内海で、しかも東京湾で一番多く、漁獲されると間いて驚いた。海はまだまだきれいなところがあるのだなと思ったら、さにあらず、泥の海底からでないと、生まれないと知ってなお驚いた。
■ 泥沼のハスの花と同じく、泥海の美人であるそうで、サンゴ礁などにいる種類は、とくに色彩が豊かだそうだ。皮を剥いだ身は寿司屋で見るのだが、その生きた姿を目にした人は少ないし、私もない。
シャコは一見エビに見えるが、種類を異にして、ロ脚類に分類されているが、学問上系統はあきらかでなく、まだまだ謎のある生物である。
特にエビと大きく遠うところは、第2胸脚がカマキリのはさみによく似た形をした捕脚があることで、これをさっとのばして魚や小エビを捕えて食ぺる。このことから英語で“カマキリエピ”(Mantis shrimp)と呼はれている。このはさみには、鋭いとげが5~6本あり、のばすと7~8cmも前にとどき、そのパンチ力は、世界チャンピオンの比ではない。カ二の甲羅はもちろん、二枚貝さえ刺しとおす程、非常に強力である。そして捕えたえものは胃に送り込まれるが、胃にも大きな歯があって、こなごなにして消化してしまうのである。
昼間はきたない海底にシャペルのような尾で、浅いU字形の穴を掘って隠れているが、夜になると穴からはい出し、2つの目をぎよろつかせ、えものをあさる。武器をもってしのび歩き、手当りしだいに鋭いナイフを振り回すシャコは、海の愚違隊とでも言ったさまである。
ところが貧欲に魚やエビなどを食い荒すので、漁場で嫌われ者の横暴なシャコも、我子だけには死んでも守ろうとする母性愛がある。
卵は5万粒程産み出される.卵自体は直径約0.5mmの小さな球形であるが、外側に糸状体が出ていて、互いに〈っつき、直径10cmのまんじゆうのようなかたまりとなる, メスはこの卵魂をふ化するまで後部3対の顎脚でロもとにしっかりとかかえている。縄にかかって引き上げられてもこの卵塊をはなさないので、シャコは口から卵を産むと思っている漁師もいる位である。
「このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には良い贈り物をすることを知っているとすれは、天にいますあなたがたの父はなおさら、求めてくる者に良いものを下さらないことがあろうか。」聖書マタイ 7:11
性格は悪いし、嫌われ者、しかもきれいな所には住めなくて、ドロドロと汚れた環境が性にあう。こんな人ほど、自分だけの事と、自分の子だけへの可愛いがり方は異常に強い。他人の心情など考えられずにひたすら自己保存に徹している.自分の子供には、高価な可愛い服を着せておきながら、学校の給食費も払わない、身勝手な親と一緒である。
自分をかまってくれないと自己卑下で悩んでいるのも、一種の、自己保存が強すぎる、愛と信仰が足りないシャコさんである。反省吟味をする時である。
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